遠隔・集合研修とeラーニングを組合わせて学習効果を高めたい

02-02 “eラーニング”と“遠隔講義”を組み合わせた完全オンライン研修

ベーシック版

課題

2020年4月、新型コロナウイルスの影響により新入社員研修を集合形式にて開催が不可能となりました。しかしながら、現場配属前の新人育成は必要不可欠であるため、オンライン形式での研修実施が決定されました。

ただし“eラーニングのみ”にしてしまうと、受講者が疑問点の解消やアウトプットへの即時フィードバックがないなどの懸念がありました。またZoom等を用いた“遠隔講義のみ”の場合は、受講者個々人の演習アウトプットが見えづらく理解度の把握が困難であり、加えて講義が単調になりがちで集中力を保つことが難しいため、研修効果の低下のリスクがありました。

これらの課題を解決するオンライン研修の提供が求められていました。

解決策

1日の研修の中で、“eラーニング”と“Zoomによる遠隔講義”を交互に繰り返す方式を採用しました。

インプットセッションにはベーシック版eラーニングを用い、共有・振返りセッションはZoomを用います。
ベーシック版eラーニングは講師が受講者のテキストボックスへの回答をリアルタイムに閲覧可能です。そのため講師がインプットセッション中に受講者の回答を確認しておくことで、クラス全体の傾向を把握できます。その情報を基に、直後の共有・振返りセッションにおいて理解度の向上に有用な補足説明を行います。

また受講者はいつでも質疑応答が可能なため、疑問点が解消されます。受講者同士の顔も見えるため、入社式で集まることが叶わなかった同期の交流が深まるという副次効果もありました。

受講後のアンケート結果は総合満足度98.5%に上りました。

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